XR250 MD30
キックスターター取り付けです。オーナー様が中古で購入したキットを取り付けていきます。
画像の順番がバラバラになってしまいましたが、こんな感じで作業していきます。さほど難しいことではありませんので自分でチャレンジしてみるのもいいとは思います。この辺のクラッチ周りの整備の考え方として、オフロードバイクの場合だとフロントアップの練習や半クラッチ状態での走行など。。。クラッチに負担のかかる走り方を練習や遊びとして行うことがライディングスキルのアップには重要だと思います。そんな場合、当然クラッチへの負担から分解する頻度も増えてきますので自分で何度もクラッチ板交換やメンテナンスを行うことになると思います。特殊工具が必要だったり、トルク管理が必要だったり、分解組付けもシビアな技術が要求される部分ではありますが、二回ほど行えばあとは余裕でできると思います。自分でやって乗った時の変化を感じるのも楽しいですよ。
この辺分解したらストレーナーも清掃しておきましょうね
こんな感じでキックスターター完了です。
同じ車両ですが、キックでお預かりした際、ヘッドからのオイルにじみがあったのでオーナーさんに確認していただいたところ、追加で修理のご依頼をいただきましたのでやっていきましょう。
ひどい滲みってかんじですからこれはこのままというわけにはいかないレベルです。
こんな感じですっきりさせます。
画像でもわかると思いますが、外側の漏れて汚れていた部分近辺の合わせ面に黒くなっている部分が吹き抜けた跡です。これ、水冷エンジンだとガスケット抜け・・冷却水混入でオーバーヒートってかんじですね。パワーダウンに直結します。やってよかった。
ヘッドはずしたらせっかくなのでカーボンは落としておきましょう。きれいにすると気持ちがいいですからね。 こんな感じで今回の修理は完了です。XR250 型式MD30 いいバイクです。永く大切に乗ってあげてください。 F 8゜BTDC/1,300rpm
雪が積もつた・・・いやーーーいりません!
これくらいの雪ならまだまだですけど長野の冬も本番になってきました。早く春よ来い!
それではまた・・・
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。