HONDA CB900 HORNET SC48

フロントフォークオーバーホールその他修理のご依頼をいただきましたので進めていきます。

まずは取り外して分解洗浄・点検になります。今回は内部部品の交換とシールのみですが、インナーチューブが使用できなくなっていた場合、最近は社外の激安部品がネットで売られています。社外品全てがダメではありませんがしっかりとした店名やブランドの品物はいいのですがそれ以外はやめておいたほうがいいような気がします。予算的な問題もあるとは思いますが交換するなら純正品をおすすめします。

黒く沈殿している部分やカラーの錆などもできる限り取り除いて洗浄していきます。

アウター下のボルトにはワッシャーがついています。この同ワッシャーが残ってしまうケースがありますので確認して必ず取り外して交換しましょう。

あれこれやって完了です。かなり漏れていましたがこれで大丈夫です。インナーチューブには若干の点錆がみられます。すぐにシールを痛めることもありませんが、フロントフォークはわずかな点錆でも基本は使用できません。研磨・再メッキか新品購入になりますが動きと安全にかかわる部品なので交換を視野に入れていただくことをお勧めします。

ブレーキパッド交換とフルード交換です。取り外したらできる限り汚れは落としていきます。ピストンの動きも確認しながら専用のグリスを塗布していきます。リヤも同様に行いました。

スパークプラグ交換です。プラグホールが奥にあって頻繁に外すこともありませんが、このような車両はプラグキャップの機能も重要になってきます。洗車時や雨天走行などで水が浸入して時間が経過すると大変な事態になります。特に3番については長期保管などで錆にやられている車両があります。取り外す時も確認しながら作業しましょう。

試乗して完成となります。

CB900ホーネット逆車 なかなか楽しい車両です。って言うか、かなりいいバイクです。パワーも十分あって長距離ツーリングでの高速移動やサーキット走行でも十分楽しめるオートバイだと思います。大切に長く乗って楽しんでください。ありがとうございました。一緒に走りに行きましょう

SR400ファイナルエディションです。注文から成約になりました。

ファイナルエディションってことは最後ってことですね?この形の新車は無くなるってことです。。。なんだか時代が大きく変化するときが来たようです。自分勝手ですが決して乗りやすいとは言えないバイクだと思います。ですがこのスタイルと独得なくせがあるところをいかに自分のバイクにしていくかが楽しいと思うので個人的に好きなオートバイの一つです。骨董品みたいな感じになっていくんでしょうね、金額も含めて・・・

この時代を知っているからどれだけ楽しい時代だったかはわかりますが、この後の新しい時代もきっと楽しくなっていくと思います。でもそれは自分次第ですね。

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